日本株「大荒れ相場」で、プロが「テクニカル分析で“大注目”する15銘柄」の全実名

大川 智宏 プロフィール

急落相場を「予見」していた…!

これを見るかぎり、このGC・DCの売り買いの判断指標としての性能は高そうだ。マクロ分析を専門とする多くの識者が、「雇用が弱いので緩和期待と底堅い株式市場は続く」という見方をしていた中で、GC・DCだけが今回の急落相場を予見していたのだ。

とはいえ、この短い時系列のデータでは、この3回の市場の騰落のタイミングを「偶然」当てただけの可能性が否定できない。そこで、過去20年間のGC、DCの投資効果を検証し、中長期的な視点から本指標の投資に対する有効性を検証してみたい。

計測方法は単純で、以下の図のように前営業日の引け時点でGCが発現したら翌日から買い、DCが発現したら買いポジションを閉じて翌日から売るだけだ。

図:GC、DCの効果計測イメージ
図:GC、DCの効果計測イメージ 出所:智剣・Oskarグループ
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ただし、一言で移動平均線といっても、長期、短期ともに無数の種類が存在する。そこで、今回は大まかに短期、中期、長期のGC・DCの判断基準として、一般に広く用いられている3種類の移動平均線のペアを定義した。

図:GC、DCの期間別投資効果の計測
図:GC、DCの期間別投資効果の計測 出所:智剣・Oskarグループ
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冒頭の図にも示した一般的に用いられる25日移動―75日移動を中期とし、それより短い5日移動―25日移動でトレンドの転換点を見るものを短期、75日移動―200日移動を使用したものを長期としている。

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