# 米国株

投資の神様・バフェットが「4時間」かけて語り尽くした「全投資の一部始終」

岡元 兵八郎, マネクリ プロフィール

注目の質疑応答セッション

他の投資家が恐れる時こそ、株を買う機会と言っていなかったか?

質疑応答セッションで、バフェット氏に対し、投資家から「バフェットさんは、他の人が恐れる時こそが株を買う絶好の機会だと言っているのに、昨年3月の下げの時にはなぜ株を買わなかったのですか?」という質問が出ました。世界中のバフェットファンが聞きたい質問です。

バフェット氏は、この質問に答えるにあたって、当時の政府やFRB(米連邦準備制度理事会)の対応など当時の状況を詳しく説明したものの、質問に対して直接回答を避けたような印象を持ちました。長い説明をして答えるのを忘れたのか、意図的に避けたのかは不明です。

バフェット氏が言いたかったのは、結局2020年のような米国経済の突然の崩壊はバフェット氏にとっても想定外の事態であり、そのような局面ではバークシャーの事業の今後も想像できず、事業をリスクに晒す危険性もあったなか、現金を使うのを躊躇し、結局買うチャンスを逃してしまったということなのだと私は思います。

 

一方、弁護士であるマンガー氏は端的に分かりやすく、次のように回答をしました。

「今回のような常軌を逸した出来事が起きているタイミングの底で株を安く買うのは不可能です。それは誰かが間違った結果としてうまいタイミングで買うことはあるかもしれませんが。バークシャーにそれを求めるのは間違いです」

バイデン米大統領の法人税引き上げについて

バイデン米大統領の法人税の引き上げについての質問に対し、バフェット氏は選挙ではバイデン米大統領に投票はしたものの、バークシャーの株主総会では米大統領の政策について個人的な意見は語りたくないと述べました。

その上で、法人税の引き上げは最終的に株主にとっては良くないものの、企業は上手に調整してくるので心配する必要はないだろう、としています。バフェット氏が社会人になった時、当時の法人税は50%以上であり、今よりずっと高かったと語りました。

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