本当に離婚したいのか、改めて見つめ直す

このようにリコカツの過程で、「本当に離婚が必要なんだろうか?」などと違和感を覚える人は、実は離婚をする必要がない可能性が高いという。

「違和感を覚えるのは、相手にまだ愛情がある証拠。その場合はリコカツをするのではなく、夫婦仲を良くするための夫婦カウンセリングやパートナーカウンセリング、または愛され女子になるためのセミナーなどに通ったほうが良かったりします。

意外と多いのが、相手を好きなのに相手があまり自分を見てくれない、という不満から離婚を考え始めているケース。実は私の1回目の離婚も、同じ理由でした。夫は仕事ばかりしていて忙しく、家にほとんどいなかった。私はそこまでバリバリ働いていたわけではなかったので、すれ違いで何とも満たされない気持ちに陥ってしまったのですね。だから離婚を切り出したのも、本音を言うと、これをきっかけにコミュニケーションを深めたい、という思いがあったんです。ところが気持ちを伝えると夫は逆に不機嫌になって黙ってしまったので、私はどんどん追いつめられていきました。結局3回ほどそういったやりとりを繰り返して離婚に至ってしまったのですが、ここで夫と深い話ができて理解し合えていたなら、離婚はしていなかったと思います」

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北川景子がドラマで演じている咲も、同じ心理なのではないかと言う。「彼女も本当に離婚したいわけではなく、夫に自分の気持ちを理解してほしいと思っているだけなのではないでしょうか」と。

「このように、自分が求めているものは何かを知るためにも、離婚後どういう生活を送りたいかをしっかり考えることは大事。結婚10年以内の若い夫婦なら、お互いにきちんと向き合うことで分かり合える可能性はあると思いますから。10年以上経っていて『もう我慢が限界』という場合は、修復は厳しいと思いますが……。だからこそリコカツは早く始めるほうがいい。実は相手のことを好きだったんだ、と気づけてやり直すこともできますから」