日がさ雨がさ(四谷三丁目)

「日がさ雨がさ」もまた、お米が進む料理が多い。それをわかってのことなのか、塩むすびも用意されており、これが信じがたいほどに美味。

撮影/朝井麻由美

酒のツマミとしても優秀なしょうゆ豆を、一口大に崩した塩むすびにのせて食べるのがお気に入り。

撮影/朝井麻由美

酒に合うものはたいてい米に合うし、米に合うものはたいてい酒に合う。そもそも日本酒は言わずもがな米だし、ほかのお酒に合うツマミもよく考えたら基本的に米に合う。つまり実質、酒は米である、と言っていいのではないだろうか。そして米は主食である。だったら、酒も主食ということで、ひとつよろしくお願いします。

日がさ雨がさ
東京都新宿区四谷3-9-11 四谷シンコービル 7F
☎︎03-3225-0267
https://higasaamagasa.com
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください

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ところで、「お酒が飲めないから居酒屋に行きたくても行けない」という悩みをよく聞く。確かに、居酒屋のツマミはお酒をたくさん飲んでもらうためにあり、生々しい話をするとお酒の売上こそが利益に繋がる仕組みである。……なのだけど、知り合いの居酒屋店主さん何人かに聞いてみたところ、「たとえソフトドリンクしか注文しなくても、何杯も飲んでくれれば同じだから大歓迎(なんなら、原価はソフトドリンクのほうが安い)。むしろ、お酒一杯だけで何時間も居続けるほうが困るかも……」と言っていた。

もちろん、そこはお店次第で、利益の話はさておき大前提として「ツマミをお供にお酒を楽しんでほしい」という考え方の店もあるため、すべてがそうだとは言わない。でも、少なくとも「お酒飲めない人は一切お断り」ではないお店もあることは書き添えておきたい。

コロナ禍で飲食店が厳しい立場に追いやられがちな昨今、「大勢で・お酒をたくさん飲む」だけでない、「ソロで・お酒が飲めなくても」楽しめる選択肢が増えるといいなと思うのである。

PROFILE

朝井麻由美
フリーライター・コラムニスト。著書に『ソロ活女子のススメ』(大和書房)、『「ぼっち」の歩き方』(PHP研究所)、『ひとりっ子の頭ん中』(KADOKAWA)。「二軒目どうする?」(テレビ東京系)準レギュラー出演中。ひとりでの行動を「ソロ活」と称し、ひとりスイカ割り、ひとりバーベキュー、ひとり流しそうめん、ひとりナイトプールなど様々なことをひとりで楽しむ。趣味は食べ歩きとゲーム。
Twitter @moyomoyomoyo