福みみ(東銀座)

撮影/朝井麻由美

「福みみ」は焼鳥のお店なのだが、実は焼鳥以外で隠れた絶品メニューがある。ひとつはやっぱりポテトサラダ。ここのポテサラは丸ごとの状態のジャガイモを自分でワシワシと潰してから食べる。はい、楽しい。

潰し加減はお好みで! 撮影/朝井麻由美

手を動かすエンタメ性はもちろん、ジャガイモの潰れ具合を自分好みで止められるのもまたいい。ジャガイモを潰し、いぶりがっこ入りのタルタルソースと、燻製卵を混ぜ混ぜして食べるのだ。これがもう、鬼のようにうまい。

撮影/朝井麻由美

そして、もうひとつ必ず注文したいのが鶏スープ。この、黄色いポタージュ感を見てほしい。搾りたて100%と言わんばかりの濃厚さがたまらない。

福みみ 銀座店
東京都中央区銀座5-10-9 銀座YKビル B1F
☎︎03-3289-2933
http://www.kuuraku.co.jp/
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください

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どろまみれ(曙橋)

撮影/朝井麻由美

芋の話ばかりして恐縮だが、引き続き芋について語らせてほしい。「どろまみれ」のコロッケは、芋は芋でも里芋が使われている。里芋のコロッケ。もうそれだけで人が語彙力を失うには充分であろう。里芋のねっとり感と甘みが、衣の中に詰め込まれているわけだ。

これを食べたとき私は、なぜ世のコロッケはジャガイモが主流なのだろう、と怒りすら湧いた。コロッケにはジャガイモと信じて疑わなかった今までの自分にも激怒した。必ず、かの里芋のコロッケを世に知らしめねばならぬと決意した。もっと里芋でコロッケを作ってほしい。令和のコロッケ観をアップデートしてほしい。
とにかく、コロッケ単体でもおいしいというのに、あまつさえコロッケの中に半熟卵が入っているのである。あっぱれ。

キモレア。撮影/朝井麻由美
レバーペーストブリュレ。撮影/朝井麻由美

「どろまみれ」が素晴らしいのは、もちろん芋だけではない。キモレア、とろレバー、レバーペーストブリュレなど、レバー系が充実。

撮影/朝井麻由美

玉ねぎの甘みとスープの旨味を一挙に楽しめる、玉ねぎとろとろ煮込み(比内地鶏の濃厚スープ)もおすすめ。

撮影/朝井麻由美

そうそう、あと、一応添えておくと、「どろまみれ」のポテトサラダも絶品なので要チェック(結局、芋の話に戻る)。

どろまみれ
東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル 2F
☎︎03-6380-1197
http://www.doromamire.com
※コロナ禍の営業時間など詳細に関してはサイトをご覧ください