2020年9月に第三子を出産し、現在4歳の双子ちゃんと0歳3人の子育てをしている山田ローラさん。夫の山田章仁さんはラグビーの元日本代表選手。実はNTTコミュニケーションズシャイニングアークスから、日本ラグビー界では初となる米国シアトルシーウルヴスに移籍することが発表されました。アスリートのセカンドキャリアや将来について、妻のローラさんが3人の子育てをしながら感じることとは。

スタジアムのスタンドにて、チームの選手たちの奥様達とともに。選手が移籍や引退してしまうとファミリー同士まで離れ離れになるので寂しくなってしまうという 写真提供/山田ローラ
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移籍が決まると即座に引っ越し

今シーズンから夫の山田はアメリカのプロラグビーリーグ(MRL)へ期限付き移籍が決まりました。ラグビーのシーズンが国ごとに異なるため、複数のチームに所属が可能になります。夫も以前に日本の所属チームに在籍しながらオーストラリアやフランスのチームに加入していたことがあります。遠征とはまた違い、長期滞在になるので、なるべく家族全員で同行するようにしています。

移籍には、事前に移籍先がわかり引越しなどの準備期間が充分にある場合と、急に移籍が決まり、慌ただしい場合とがあります。フランスの時は1週間以内にフライトや家を探さないといけない目の回るような忙しさでした。ただ、基本的に山田家は後者の慌ただしいパターンが多いので、今となればそれも楽しい思い出です。今回の渡米もコロナの影響でビザやフライトのスケジュール調整が難しく、今回もバタバタながらの出発になりそうです。

山田家の双子は赤ちゃんのときから飛行機に乗ってきました。ローラさんも飛行機の身支度はもはやプロ! 写真提供/山田ローラ

日本国内だけでなく、来年は世界のどこにいるかもわからないスリル満点な人生は時には大変ですが、それも含めてのアスリートのパートナーの醍醐味です。

日本のラグビーは、現在プレイオフ真っ只中。チームが負けてしまえばシーズンは終了となり、このタイミングで人生が変わる選手も沢山います。今年は五郎丸選手や桑水流選手など、日本ラグビー界を代表する選手が引退表明をしました。気がつけば夫の同期も次々と引退していき、彼自身も30代後半に。ラガーマンとしては高齢となり、戦友がラグビーをやめていく姿をみるとどこか切ない気持ちに私もなってしまいます。本人は最低でも40歳までラグビーは続けると宣言していますが、万が一のことに備えて考えなければいけないということは、常に頭の片隅にあります。