完璧に思える人にも違う側面がある

私は尊敬している先輩の“感情に左右されず冷静に物事に対処する姿”をすごいなあと思い、私も彼のようになりたいという気持ちで「怒らない」ようにしていたのですが、なかなかうまくいかず悩んでいました。

実際、先輩に色々聞いてみると、怒ること自体は当たり前にあるよと言われ驚き、怒ること自体はあるけれどその後のアクションに気をつけているとのことで膝を打ちました。先輩を見て、勝手に「怒ること自体が少ないんだ、気をつけないと」と思っていましたが、そりゃ真似しても全然近づかないなと気づきました。

きっとこれを読んでいるあなたにも、尊敬している人、真似したい人、なりたい理想像みたいな人がいるんじゃないかなと思います。

ただ、相手の全部を知ることができない以上、“きっと自分が見えている側面”以外の側面もその人は持っているはずです。ある側面からは完璧なように見えるかもしれませんが、それは一側面にしかすぎないということです。そう考えてみると、今までは完璧で自分には近づけないように思えていた人も、実は案外自分に近い存在なのかもしれませんよ。

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だからこそ、理想と現実にギャップがあってもあまり焦らないでくださいね。

なりたい自分に向かって背伸びをしたり“何者か”を演じたりすることは珍しいことではないし、その過程でギャップに悩んだり、少し無理しているように感じるかもしれません。でも、自分の実力が追いついてくれば、きっと理想とする姿と自分の本来の姿が近づいて、無理をしなくてもいれるようになってくるのではないかなと思います。こういったことは、すぐに明日実現するものでもないので、理想への渇望は忘れないようにしつつ、手前を一歩ずつ歩いて行きませんか。