「起業家」としての理想と現実

私自身、なぜそこまで無理に頑張っていたかを思い返すと、自分の理想と現実とのギャップに焦っていたからなのではないかなと思います。イメージしていたことが、いざ現実になると「いや自分はこんなはずじゃないのに」と理想と現実のギャップに驚いたり、認められなかったり、色々な気持ちがわいてきます。

もしかしたら、世間から見た”ハヤカワ五味”の姿は、そういう理想と現実のギャップに葛藤しているなどと感じられずに順風満帆に見えるかもしれません。もし順風満帆に見えていなかったとしたら、それで合っています(笑)。

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もし私の姿が順風満帆のように見える人がいたらですが、そんなことは一切なく、私自身も常に理想と現実とのギャップに悩まされ、自分の現実を理想に一歩でも近づけるべくもがいている最中なので、今日はそんなことが伝わるような話をしてみたいと思います。

まず第一に、私の抱いている一番の理想と現実は、「起業家であるかどうか」みたいなところにあると思っています。

起業してるのだから起業家では? という声も聞こえてきそうですが、自分の中では「女性起業家」というかれこれ7年近い付き合いになるワードに、「お前は起業家ではない」という現実を突きつけられているようでなんかしんどいなと思っています。

つまり、日々必死で仕事をしていたとしても「女性起業家」というラベルを貼られ「起業家」にはなかなかなれていないような感覚といえばいいでしょうか。本流ではない感じというか。

自分自身が起業家としての経験値やスキルが低いのはもちろんだけれど、低いと感じるのと“なれていない”と感じるのでは少し違うなと思います。そして、私自身その感覚を認めたくないという気持ちも正直結構あります。