「鉄板」の高配当銘柄

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高配当銘柄と言えば、まず初めに思い浮かぶ銘柄はJT、日本たばこ産業(2914)。この銘柄についてはマネー誌などでも特集され、投資家の間でも「買い」なのか「売り」なのか、話題に事欠かない銘柄の一つだと思います。
「買い」の意見では何といっても配当利回りの高さ。減配を発表したものの、現在の株価で6%超えは銀行金利の0.001%と比べると夢のような数字です。また、大株主が財務大臣なので、そんなにひどいことはしないだろうという希望的観測も入っているかと思います。
一方「売り」の意見としては、今後の業績不透明感。少子高齢化でタバコを吸う方も減り、世界的トレンドの「SDGs」に対してもタバコ銘柄は一難遠い存在。成長産業ではないのに配当だけで投資するのはいかがなものか――という声もあります。
配当は優待と違い、1株に対して支払われるので、株価が安くなったら少しずつ買い集めるのが王道だと思います。今ですとスマホからポイントなどで1株から買える証券会社もありますし、高配当銘柄は無理に単元株を買わなくても良いのではとも思います。
JTの優待は1年以上継続保有なので、今からですと6月に配当権利を取り配当を貰い、下がったところでコツコツ買い集め、継続保有し優待をもらうのが良いかなと思います。