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早慶、MARCH…令和の中学受験は大学付属校が狙い目!?

令和の中学受験 番外編*
計27年間中学受験の世界に身を置く『令和の中学受験 保護者のための参考書』著者、矢野耕平がコロナ禍での来春の中学受験状況を考察します!
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「コロナ禍」にもかかわらず活況を呈した今春の中学入試

2021年度首都圏中学入試は「予想外」に健闘した。「大激戦」と形容された前年2020年度の受験者数を上回る受験生たちが中学入試に挑んだのだ。

なぜ、冒頭に「予想外」と書いたのか。

「コロナ禍」である。此度の事態は経済的苦境を招き、「お金のかかる」中学受験には逆風が吹くとわたしは考えていた。加えて、「感染」という目に見えない事象に対して、わが子を満員電車に乗せて遠方の私立中学校に通わせることに抵抗感を抱く保護者が続出しても不思議ではない。

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四谷大塚の調べによると、首都圏(1都3県)在住の推定中学受験生数はこの7年で以下のように推移している。

この苦境の年にどうして中学受験はその勢いに衰えをみせないのだろうか。

大雑把ながら、その主たる理由を5点列挙したい。

1)大学入試改革の混乱に不安を覚え、これらの改革に際して柔軟に対応してくれるのは中高一貫校であると期待した点。
2)文科省主導による大学入試定員厳格化の影響で近年首都圏の私立大学が難化した結果、大学付属の私立中高一貫校を志望するご家庭が増えている点。
3)中学受験生の保護者世代がかつての「中学受験ブーム」を経験していて、中学受験に抵抗を抱くことがあまりない点。
4)中学受験熱の高い都心部の児童数が増加している点。

そして、5点目の理由は昨年度より深刻化している「コロナ禍」が密接にかかわっている。

5)コロナ禍による休校期間に私立中高一貫校の多くがオンラインを活用した授業や各種対応を充実させた点
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