「お金」と「幸せ」の関係とは… photo/gettyimages

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みんなが言わない「一番大切なこと」

「お金」への不安

ここ1年ほど、「子どもにお金のことを伝える本を執筆してほしい」「子どもを持つ親世代向けにマネー教育の本を書いてもらいたい」といった依頼を受けることが増えています。

先日は「子どものマネー教育について講義してほしい」というお話があり、NHKカルチャーのオンライン講座で親子向けのセミナーも実施しました。このように立て続けに似たテーマの依頼が続いているのは、企画を立てる書籍編集者やセミナー担当者がそろって「世の中にいまこのニーズがある」ということを察知しているからなのかもしれません。

子どもにマネー教育を受けさせたいというニーズの背景にあるのは、おそらく老後に対する不安、それも「お金」についての不安でしょう。

子どもにお金のことを教えたいというニーズが高まっている photo/iStock
 

老後には「健康でいられるかどうか」という不安もありますが、健康については運動したり病気の予防を心がけたり人間ドックを受けたりといったように「何をすべきか」がイメージしやすいのではないかと思います。一方、老後に向けてお金の備えをどうしていけばよいかということについては、これまで家庭でも学校でも教わることがほとんどありませんでした。

子育て世代の間で「老後2000万円問題」などをきっかけに老後への不安が高まり、さらにコロナ禍で先が読めない状況の中、「将来の安心のために何をすべきなのか」「子どもが同じような不安を抱えないようにするには、何を教えればよいのだろう」などと考える人が増え、「もっとお金のことを学びたい」「子どもにきちんとお金のことを教えたい」といったニーズが高まっているのではないでしょうか。

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