ひなのさんの言葉は、“常識”だとか誰かが言う“普通”に縛られた心に揺さぶりをかけてくる。

「自分が思うままに生きていても大丈夫なんです。本当に自分のやりたいことを追求して、誰が何をいっても自分らしく生きたらいい。たった一度きりの人生なんだから。ハワイに移住するときも、周りの人に『そんなの絶対に無理だ』と言われ続けてきたの。すごく覚悟が必要だったけど、私は誰になんていわれても自分の決めたことで自由に生きていこうと決めた。その決意の背中を押すように娘を授かったんです。私はこの子の母親なのに、周りの人の無責任な言葉に私自身が振り回されていたらダメだよねって。そこが今の生き方につながる第一歩だったかもしれない。それに物事ってすごくシンプル。自分にとってしっくりくるほうを選択していくだけでいい。それが自然であり、理想のかたちだから」

提供/幻冬舎
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「今が一番幸せ」と自分で発した言葉を噛み締めるように、何度も何度も口にした。現在、41歳。歩み始めた40代、この先に控える50代をどんなまなざしで見つめているのか。

「すごく漠然としているんですが、仕事では40代のうちに自分の本当にやりたい物事に手を広げて色々やっていって、50代からその中からひとつ絞ったものをのんびり取り組んでいけたらと思っています。考えていることといえばそのくらいかな。3年後くらいはなんとなくぼやっと考えているけれど、50代をどう生きたいかはあんまり考えたことがないのが正直なところです。10年後を見据えているとしたら日々の食事だけですね。今食べているものが10年後につながっているんだろうなと考えて、10年後の自分たちを考えながら食べています。40代は仕事以外にもやりたいと思うことに挑戦できる自分でいたい。その自分が積み重なっていけば、楽しい50歳を迎えられるはずと信じて」

取材・文/長嶺葉月

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