爪とぎは仕方ない。壁は意外と簡単にチェンジできる

猫といえば、「爪とぎ」ですよね。我が家の5匹の猫たちも爪とぎが大好きです。

猫がなぜ爪を研ぐのかといえば、諸説ありますが、獲物を獲るために鋭い爪をキープするため、さらに、ここは自分の縄張りだとマーキングする意味や気分が乗っているとき、ストレスを解消するときなどにも行います。

そう、猫にとって爪とぎは大切な習性です。やめさせることはできません。

ダメと禁止するよりも、猫が気に入るような「爪とぎ」を用意して、存分に爪が研げるスペースを作ってあげると、人間がして欲しくない場所での爪とぎは徐々に減っていくはずです。爪とぎを用意しても家具や壁でしてしまうという場合は、用意した爪とぎの質感や置いている位置が好きじゃないといった理由があるのかもしれません。根気よく、好みを探してあげることも大事だと思います。

さらに、一度傷がついてしまった壁は、残念ながら修繕するしかありません。このとき、次からは爪とぎをしない場所に作り替えてしまえばいいのです。

潜ったり登ったり、置いているとインテリアにもなる「爪とぎ」は種類も豊富。こういったものを設置してあげよう。photo/中川ちさ

実は、我が家も玄関の壁紙が猫たちの爪とぎによって破れてしまいました。そこで猫の爪が壁に食い込まないタイルを貼って、ガードすることにしました。タイルなら強度が高く、猫の爪程度であれば、基本的にどのタイルでも傷がつきません。しかも部屋のアクセントにもなります。

タイルシートタイプだと貼るのは意外と簡単。タイル壁なら猫の爪も入らないので怖くない。代わりにしっかり遂げる爪とぎを設置してあげて。写真/中川ちさ

タイル貼りはプロの方に頼むことも考えましが、これまでもDIYにチャレンジしてきたので、タイル貼りもやってみることにしました。

私が使用したのは15列×15段の225粒を裏でネット張りしているシートタイプです。一粒ずつ販売されているものより柄合わせが簡単で初めてでもイメージ通りに仕上げることができました。以前は、壁の傷を見るたびに悲しい気持ちになっていましたが、今は自分で貼ったことで愛着も生まれ、自慢の壁になりました。

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でも、「タイルは手間がかかって、ちょっと」と思う方もいるでしょう。そういう場合は、やはり「壁紙」でイメージを変えてみるといいでしょう。といっても、壁紙は失敗したら貼り直しが面倒だし、ヨレやズレが気になって、難しそうと思う方も多いと思います。

そんな方には、既に貼られている壁紙の上からでも貼って剥がせる「シール壁紙」や「粉のりを使った輸入壁紙」を試してみるといいでしょう。このタイプは、貼った柄に飽きてしまった場合や再度傷つけられてしまった場合でも、簡単に張り替えが可能です。逆にまだ傷がついていない綺麗な壁を保護する目的でも使えます。

壁紙を変える他にも、爪とぎの傷が出来たところに、お気に入りの絵を飾るだけでも自分好みの空間に生まれ変わります。

もしあなたのお部屋が白一色なら、騙されたと思って壁紙を変えてみてください。壁が変わると理想のお部屋に近づくはずですよ。

こちらが白壁の状態のビフォーカットです。猫トンネルの周りの壁に壁紙を貼ってみると……。写真/中川ちさ
こんな感じの壁紙を貼ってみました。全然違った印象に変わります。写真/中川ちさ