『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』(飛鳥新社)

「子供には会わないから養育費も払わない」モラハラ夫が提示したヤバすぎる離婚条件

漫画「モラニゲ」無料公開【前編】

言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。なかでも家庭内モラハラは常態化してしまい、自分が被害者だと自覚できないケースも多々ある。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。

本記事では、2度の結婚が両方ともモラハラ夫だったという過去を持つ、えにさんの例を取り上げる。

『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』(飛鳥新社)
 

「働いている俺はえらいんだ」

「私は2度結婚して両方モラハラで逃げているんですが、思えば結婚生活は、ずーっとお金に苦労させられました」

そう話すのは、会社員のえにさん。最初の結婚は20代前半で、すぐに子どもができたそうだ。けれども、子どもが生まれても夫は育児をほとんどしない。えにさんに渡されていた生活費は月3万円だった。

「月3万円の生活費でのやりくりは本当に大変で…。その上、出産費用に貯めていたお金も夫が車に使ってしまったので、私は大きいお腹を抱えて実家にお金を借りに入って出産したんです。実家は嫌だったんですが、他に頼るところもなくて…」

当時、モラハラという言葉は知らなかったと話すえにさん。育児中でも「働いている俺はえらいんだ」と毎晩マッサージをさせられた。

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