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本当の「しつけ」って…? 子育ての専門家が教える“思い込み”育児からの「脱却」

夫婦で「しつけ」の話をしよう

ママの涙の原因は?

「あなたは全部、自分だけが正しいと思っているの!? 」

ママが思わずパパに言い放った言葉です。なかなかに厳しい表現で、それほど我慢できなかったのでしょう。ママは涙声になり、そして怒りも含んだ叫びです。何があったのでしょうか。発端はパパの子どもへの「しつけ」でした。

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イクメンと言われるように、近年は一生懸命に子育てに関わる父親も増えてはきています。子どもを育てることは大変なことではありますが、同時に1人の人間を育て上げることは、とても大きな喜びや、やりがいのあるものです。そして我が子は理屈抜きにかわいいものでもありますし、日々接していく中での生活や成長過程において、より愛着が湧き、この子のために色々なことをしてあげたいと思うようになります。これらはある意味自然な感情であると思います。

それでは親として、一体子どもに何をしてあげられるのでしょうか。これはなかなかに難しい問題ではあります。例えば早期教育やしつけの徹底、また健康・成長に良い食事を作ることでしょうか。あるいは子どもに相応しい保育施設・学校に通わせる、それとも子どもにとって良い環境に引っ越すことなどでしょうか。

「引っ越しまで? 」と思う方もいるかもしれませんが、私の知り合いは我が子を自分の希望幼稚園に入れたいがために、関東から関西まで引っ越しをしました。「孟母三遷」という言葉をご存知ですか。

中国の有名な思想家の孟子の母が、子どもの教育環境を考えて、お墓、市場の近く、そして学校の近くへと引っ越しをしたという故事からできた言葉です。子どもにとっての環境の大切さと、親の「子どもの教育」に対する意識の高さを表したものです。世界的に見ても、昔から、親が子どもにかける思いや行動は力の入ったものだったのでしょう。現代の日本だけの話ではないことがよくわかります。

そして、いつの時代も「思い」を持って子育てをしているパパはいますが、近年、積極的に参加する男性が増えているからこそ、「孟母」のような思いの強さは、もちろん多くの「パパ」にもあるでしょう。

しかしながら「ママ」と「パパ」の子どもへの強い思いが異なれば、当然“ケンカ”になることもあります。そこで冒頭のママの一言です。パパは一体何をしたのでしょうか。

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