Photo by iStock

起業のリングから降りない限り、この4段階で経済的自由が手に入る

仕事が仕事でなくなる時が来る
コロナ禍で社会が変わり、新規事業がたくさん生まれている。スタートアップにチャンスが巡ってきただけでなく、本業消滅の危機に直面した大企業は新規事業へのシフトに必死だ。しかし、それらを成功させるのは今も昔も容易ではない。新規事業を成功させるのに本当に大事なことは何なのか。最もくわしいのは連続起業家(シリアル・アントレプレナー)と呼ばれる実業家たちだ。中でも守屋実氏は30年間で52もの新規事業立ち上げにかかわり、成功も失敗も数多く経験してきた。それらリアル過ぎる経験を盛り込んだ新刊『起業は意志が10割』から「起業に大事な9つのポイント」を9回にわたってお届けしたい。新規事業に限らず、これらはプロダクトをヒットさせるヒントでもあり、チームリーダーやPMをサポートする人にとっての心得でもある。

9つのポイント8 報酬の4つのステップ

「起業に大事な9つのポイント」の8つ目は「報酬の4つのステップ」だ。

すでに何度もお伝えしているが、起業はそう簡単に成功はしない。本書でも、最低限知っておいてほしいことや成功率を上げる方法を書いているが、だからといって100%成功するとは限らない。では、なぜ僕は多くの人の起業を後押しするのかというと、それは僕自身が起業により、どんどん好きなことができる人生になっていったからだ。

もちろん、平坦ではなかった。大きな挫折も経験したし、八方塞がりのように感じた時期もあった。しかしながら、結果として起業のリングから降りずに戦い続けた今に至っては、本当に仕事が楽しい。そんな起業の魅力を知っているからこそ、多くの人にも同じ景色を見てもらいたいと願うのだ。

ちなみに、僕の仕事は次のように進化し、それに応じて報酬が上がっていった。

【第1段階】報酬は、仕事の量稽古。量に比例して報酬が上がる
【第2段階】報酬は、個人としての強みを活かした仕事。強みに比例して報酬が上がる
【第3段階】報酬は、強みを活かした仕事の生態系の確立。生態系の規模や精度に比例して報酬が上がる
【第4段階】報酬は、したいことへの挑戦。チャレンジに比例して報酬が上がる

一般的には、「報酬=金銭」だと捉えられると思う。そのため、この報酬の定義には、違和感を覚える人もいるかもしれない。ただし僕としては、金銭の報酬は付随してきたものという感覚なのだ。一番の報酬は経験である。新規事業と起業を繰り返し重ねた量稽古や、自身の強みの発見、生態系の構築、そして、したいことへの挑戦といったすべてが僕の報酬であった。

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/