2021.05.08
# エンタメ

夏目三久引退に対する「違和感」の正体…有吉弘行の言う「すれ違い」は本当に防げるのか?

おおしま りえ プロフィール

妊活を考えてのことだとしても、「不安」が残る

また、今回の決断には、「年齢的に妊活を考えての事ではないか」という予測も多数ありました。外野の推測は無粋と知りつつも、少しこれについても考えてみたいと思います。

確かに不規則になりがちなテレビの仕事は体調にも影響するでしょうし、通院はホルモン周期を中心に行わねばならず、働く女性にとって大きな負担となることが多いです。女性の中には、妊活や不妊治療のために退職する方もいるくらいですから、どこまで時間や各種エネルギーを費やすかに正解はありません。

 

ただ、こうした将来を見据えた退職の場合も、やっぱり「片方が仕事を全部辞める」という選択には課題も残ります。

以前話を聞いた女性の中には、不妊治療を頑張るために仕事を辞めたものの、いざ夫に協力を求めるとかなり向き合い方に温度差があり、うまく足並みが揃わないといったケースもありました。

また別のケースでは、妊活中から退職した女性がそのまま出産後ワンオペ育児となり、様々な理由から夫婦関係が悪化。しかし離婚を考えても再就職のハードルが上がっており、不満をうまく解消できないといったケースもありました。

こうした問題まで発展すると、そこには日本が抱える不妊治療や女性の労働といった社会問題をはらんでいます。ここで言いたいのは、妊活でも夫婦生活でも、「夫婦2人で関係を築く」ことを考えた場合、やはり片方が仕事を全部辞めるといった選択肢は、大きなリスクもあるということです。

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