「ペット禁止」マンションを買った「動物アレルギーの男」に起きたヤバすぎる悲劇

きっかけはある住民だった…
日下部 理絵 プロフィール

ペット飼育可のほうが資産価値が上がるケースも…

吉田さんは、管理規約を見るなど、購入時に必要な注意を尽くしたといえる。しかし、現状にあわないルールは、変わる可能性がある、ということを見落としていた。

新築マンションのほとんどがペット飼育可だ。そのため、ペット禁止から飼育可に変更される既存マンションも多い。先ほどの外部所有者からの意見のように、ペット飼育の有無が、資産価値に大きく影響する。

ペット飼育可の方が、売買・賃貸ともに選択肢が広がり、買主・借主が決まりやすい傾向にある。一方で、吉田さんのようにペット禁止であることに価値を見出す居住者がいるのも確かだ。

 

吉田さんは悩んだ挙句、4,380万円で購入した1LDKの中古マンションをたった1年で売却することを考えている。

相場価格は、購入価格とさほど変わらなかったものの、不動産取得税などの税金や登記費用、引越し費用など諸経費を考えれば当然のマイナス。犬の件がなければマンションを手放すことはなかっただろう。

マンションを購入してからも、あるきっかけでルールが変わり、思わぬ弊害を被る可能性は十分にある。共同住宅で暮らすのは便利なことも多いが、こうしたリスクも一緒に背負っていることを念頭に置いたうえで、物件選びをしたほうがいいだろう。

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