あなたにとっての「ゴミ」を潔く捨てる

肉体を離れた世界に逝ってしまった母親には、もはやどうすることもできない土砂の始末。それを先延ばしにしていては、モノへの固着から漸く解放され、魂の世界に旅立っていった母親の未練を、かえって呼び起こすことになりはしませんか。
また、私はこうも考えます。確かに母親が遺したモノたちは、「モノを捨て たくない」という母親の信念の証拠品でしょう。けれど、その信念を証拠の品々とともに受け継ぐか、受け継がないかは、あなた自身が決めること。その選択・決断は、あなたの領域であり、あなたの自由。そうではありませんか?

身内の死、親の死とは、悲しく辛く、心がひどく痛むもの。しかも、それがあっけなく突然であればなおのこと。でも、これは私たちが避けては通れないことでもあります。そう、いずれにしても私たちは親から卒業していかなければなりません。
ならば、なおのこと心を奮い立たせて断捨離を。「土砂」を丹念に、時には大胆に取り除いていきながら、母親が遺した「砂金」を発掘発見していくのです。そしてその土砂は、あなたにとってはゴミそのもの。潔く始末すれば良いのです。

あなたが土砂の中からよみがえらせたその砂金こそ、あなた自身が見事に勝ち取った「親からの卒業証書」となるに違いないでしょう。

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