IZ*ONE解散…宮脇咲良が世界で活躍するには「韓国に戻る」しかない

松谷 創一郎 プロフィール

48グループ衰退の「4つの要因」

4月29日、IZ*ONEに参加していた宮脇咲良(HKT48)・矢吹奈子(HKT48)・本田仁美(AKB48)が1年半ぶりに帰国の途についた。韓国人メンバー9人の今後はさまざまに予想できるのに対し、48グループから参加した3人の進路は見えにくい。

ひとまずはHKT48とAKB48に戻ると見られるが、彼女たちが戻る予定の48グループは、この2年半で著しく人気が衰退した。その要因は、おもに4つにまとめられる。

(1)CDランキングのオリコンから複数指標のビルボードへの音楽人気基準の変化(2017年~)
(2)指原莉乃や宮脇咲良など人気メンバーの離脱(18年4月~)
(3)ファンがメンバーに暴行したNGT48の不祥事(19年1月~)
(4)握手会やライブが開催できなくさせた新型コロナの直撃(20年3月~)

〔PHOTO〕gettyimages
 

昨年末、それまで10年連続で出場してきた『NHK 紅白歌合戦』から落選したのも、この末に生じたことだった(松谷創一郎「紅白落選も必然だった…AKB48が急速に『オワコン化』してしまった4つの理由」)。

HKT48は約1年ぶりのシングルを5月12日に発売予定だが、AKB48のシングルは昨年3月から発売されていない。それぞれ劇場公演は続けているが、48グループの最大の売りである握手会は再開できない状況が続いている。

いわゆる「AKB商法」とは、握手券や総選挙の投票券をCDに封入して販売するビジネスモデルだった。CDを付加価値である“接触ビジネス”の流通経路として利用した。新型コロナの蔓延はこれを不可能とした。

姉妹グループのインドネシア・ジャカルタに拠点を置くJKT48は、今年1月、グループ存続のためにメンバー65人中26人のリストラを発表した。急激な経営悪化が生じたためだ。AKBやHKTもおそらく厳しい状況が続いていると見られる。メンバー数が多く、劇場も保有している48グループは、ランニングコストがかなりかかると見られるからだ。

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