# キャリア

「AIが使えないおじさん」は、いらない!これからの「管理職」のキャリアに必要なこと

野口 竜司 プロフィール

管理職は「AI部下」の特性を知らなければならない

なぜ、管理職こそ「AIに詳しい人材」にならなければならないのでしょうか。

あなたが管理職だとすると、「人とAIの共働き」 時代には、あなたの部下には「人間部下」のほかに職場における働き手としてのAI、つまり「AI部下」が加わります。
(拙著『管理職はいらない』では、「人とAIの共働き」スタイルを直感的に理解してもらうために、職場内で様々な業務タスクをこなすAIたちを「AI部下」として表現します)

「AI部下」という言葉は慣れないと思いますが、AIを擬人化することでイメージが湧きやすくなりますので、慣れてもらえればと思います。

 

管理職の役割には様々ありますが、ここでは仮に「部下の特性を理解して業務を管理し、チームビルディングを通じてチームの生産性を高めること」と定義しましょう。この定義をベースに「AI時代の管理職」の具体的な役割を並べてみると、 次の3点として表すことができます。
 
(1)「人間部下」の特性(強み・弱み、モチベーションなど)を把握しながら業務を管理する

(2)「AI部下」の特性(強み・弱みなど)を把握しながら業務を管理する

(3)「人とAIのチームビルディング」を通じてチームの生産性を高める

これまでの「人間部下」だけの組織では、管理職の業務は(1)の人間部下の管理と(3)の一部である「人と人のチームビルディング」でした。AI時代の管理職の業務には、まず「(2)『AI部下』の特性(強み・弱みなど)を把握しながら業務を管理する」が、新たな役割として入ってきます(「AIのモチベーション」は気にしなくてよいので除いています)。

さらに、「チームビルディングを通じてチームの生産性を高める」という役割も、「AI 部下」が加わることで変化します。職場の働き手としての「AI部下」たちは、人間のスタッフとうまく連携し、共にチームビルディングをすることで、はじめて仕事を全うできる状態になるとも言えます。

この人とAIのチームビルディングというAI時代においてとても重要な仕事を「AI時代の管理職」が担っていくことになるのです。

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