クラファンで救われたスクールも

子供の水泳やダンスのスクールを持つフィットネスクラブも、苦しい状況にある。昨年、休業要請が出たり、会員が退会・休会したり、会費収入が減り、業績が厳しいと報道されている。

SNSでも、「大手フィットネスのジュニアスイミング、経営が苦しいからか、なぞのオプションが作られ、月会費が値上げ。他のスクールに乗り換えを検討している」「スイミングも緊急事態で休み。仕方ないけど、振替じゃなく返金にしてほしい。他の予定があって行けない。このまま休講→振替が続くとやめざるをえない」との声がある。

そもそも、フィットネスは従来の会費頼みの運営を見直す必要があると指摘されている。保護者に現状を説明し、子供の気持ちも考え、持続可能な体制にするために、様々な工夫や支援も必要だという。

千葉では、運営会社が「コロナ倒産」したスイミングスクールの営業を存続させるため、スタッフが会社を設立し、クラウドファンディングで資金を集めた。平時から、生徒や地域の人に愛される場所であり、信頼関係があれば、支援が得られるのではないだろうか。

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心の問題を危惧、活動続けたい

地域のスポーツ活動も、緊急事態宣言の影響を受けている。Cさんの小学生の子供たちが所属するミニバスケットボールチームは、昨年の緊急事態中は学校の体育館を借りられず、休みだった。

6月の学校再開後は、男女分かれて最小限の人数で、ソーシャルディスタンスをとってスタート。年3回の公式戦は中止だったが、秋と春には、保護者の有志が主催して練習試合を開いた。今回の緊急事態では、学校が体育館を貸し出し、回数を減らして練習を続けている。

国立成育医療研究センターは昨年、親と子にコロナ禍のアンケート調査をした。小4~6では約7人に1人、高校生では約3人に1人が、 中等度以上のうつ症状を抱えていた。Cさんはこの結果を踏まえ、こう提案する。

「昨年の休みはしょうがないけど……。今は子供のストレスが大きいから、できる限り、普通の生活をさせたい。様々な活動が制限されることによって、ストレスが増すのでは。練習を設定して、感染が気になる家庭は、参加しなければいいと思う」

外に出られない、遊べない……大人も苦しんでいるコロナ禍、子供たちのストレスも危険な状況にある Photo by iStock