スイミングの月謝が…

塾や習い事は、こうした個々の対応により、評判がSNSや口コミで伝わっていく。今まではなんとなく会費を払っていた保護者も、コロナ禍をきっかけに、習い事を見直している

Bさんの子は、都内のフィットネスクラブにあるスイミングスクールに通う。通常は4回で8000円の月謝だが、今年度のスケジュール表が送られてきて驚いた。6月は5回に増やして1万円を徴収するという。周りの保護者に聞くと、その用紙を見ていない、知らないという人が多かった。

さらに三度目の緊急事態宣言で休館になり、昨年は休みの分の月謝はかからなかったが、今回は返金はせず振替対応だという。

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運営側の悲鳴「休業要請対象から外してほしい」

「他の習い事や予定が入っている子が多く、週に何度もスイミングに行けるわけではありません。6月はすでに5回も入っていて、振替で追加しにくい。それに、振替した子で密にならないのでしょうか。月謝は納めても、結局は行けないのでは」

問い合わせた他の保護者は、「嫌なら休会してほしい」と言われた。「コロナ禍で運営が厳しいのは想像できますが……。今後も、一方的な徴収や振替に振り回されるなら、子供は水泳が好きでも、退会を選ぶ家庭が出てくると思います」(Bさん)
 
そのスイミングを運営する会社に取材を申し込んだところ、「詳細の回答は差し控えるが、会員に改めて説明する」旨の回答があった。運営上、社会に投げかけたいことについては、「健康の増進に寄与していると考えており、可能であれば、休業要請の対象から除外していただきたい」とのことだった。