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映画『ノマドランド』はどれほどの傑作なのか…アカデミー賞圧勝が象徴するもの

4月25日(LA現地時間)に第73回アカデミー賞授賞式が開催され、中国出身のクロエ・ジャオが脚本・編集・製作・監督を務めた『ノマドランド』が作品賞・監督賞・主演女優賞の主要3部門を独占し、圧勝した。

ジャオは、有色人種の女性として初めて監督賞ノミネートされただけでなく、受賞するという快挙を成し遂げ、プロデューサーと主演を努めたフランシス・マクドーマンドは同一作品で作品賞と主演女優賞を手にした最初の映画人となった。

クロエ・ジャオ 〔PHOTO〕gettyimages
 

ワールドプレミアされた去年9月の第77回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を受賞以来、『ノマドランド』は、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー(BAFTA)、インディペンデント・スピリット賞など主要な映画賞を総なめにし、今シーズンの映画賞レースを席巻してきた。

アカデミー賞においても、ノミネート数こそデヴィッド・フィンチャー監督によるNetflixオリジナル映画『Mank/マンク』の最多10部門に続く6部門だったが、下馬評でも作品賞・監督賞は確実視されており、実態としては“一強”だった。

コロナ禍で多くの作品が公開を先送りにしたことが追い風になったことは事実だが、それでも『ノマドランド』はオスカーに値する堂々たる傑作だ。

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