ポイントカードのカラクリとは

Q2
ポイントカードをもらわずにいられません。
買い物をする際に、行く先々でポイントカードを作ってしまいます。最近ではついに財布には収まらなくなってしまい、専用のケースを購入するはめに……。こんなに苦労して貯めているのに「ポイントを集めたおかげで得した!」という経験はあまりありません。
ポイントカードについてどうお考えですか?
気がついたら財布が閉まらないほどのカードで溢れることも Photo by GettyImages

A
住まいと同じように、小さな財布の中には自分が今まで気づかなかった思いがたくさん詰まっています。例えば「得をしたい」と貯め込んだポイントカードや割引券、あるいは「私、こんなに稼いでます」と言わんばかりに光る、上位ランクのクレジットカードなどなど……。ですから財布という空間と向き合い、そこに溜め込まれた不要なモノと向き合うことは、自分の価値観を問い直すことでもあります。

さて、お財布を「お金にとっての住空間」と見なす断捨離の視点では、ドラッグストア、飲食店、衣料品店などのポイントカードがぎっしり詰まっているという状態は、最も「よろしくない」と言えるでしょう。
よく行くお店のものならまだしも、数年前にたまたま1回行ったきりのお店のカードが無意識に収められているといったことは、新陳代謝という観点からはいただけません。

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そもそもポイントカードは「得をしたい」という顧客心理を利用してリピート率を高めたり、囲い込みをしたりするのを目的として発行されています。確かにある程度はお得なのかもしれませんが、ポイントを貯めることが目的化すると、別のお店で買い物しようという発想がなくなる、つまり生活の選択肢が狭まります。これって、なんだかわずかな「お得」に振り回されて、自由を失っているような気がしませんか。
実のところ、ポイントを貯めるとどんな特典があるのかも分からないまま、機械的に貯めている人も多いようです。でも景品がもらえる場合、それは本当に欲しいモノですか? ぜひとも必要なモノですか? そのモノは、お気に入りの仲間入りをしそうですか?