「神は細部に宿る」というが、部屋が散らかっているほとんどの人が共通して要らないものを溜め込んでいる、「ある場所」がある。それは「お財布」。
バッグの中もいつもグチャグチャ、いつから入っているのか分からないメイク道具や文具、財布やスケジュール帳もいつも分厚くずっしり重たい。5分もあれば整理できるのに、なかなか気がまわらない……という人は多いのでは。こんな状態では金運も下がりそう。

そんな「捨てられない」に隠された悩みの声を「断捨離」提唱者のやましたひでこさんがスパッと答えてくれる本が『モノ・人・心の悩みが消えていく 断捨離道場』(講談社)だ。
本書より抜粋して、お悩みの回答をご紹介する短期集中連載、第4回目はバッグの中でももっとも危険地帯と言われる「財布の中身断捨離」に関するもの。あなたのお財布は、レシートや使っていないポイントカードでパンパンになっていない? まずは財布の中身を出してみることから始めよう。

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財布を見れば家が分かる

Q1
お金が貯まらないのは容量オーバーの財布のせい?
私が使っている長財布は、クレジットカードやポイントカード、レシート、クーポン、病院の診察券などでいつもパンパンに膨らんでいます。
先日、雑誌で「パンパンの財布を持っている人はお金が貯まらない」という見出しを目にして、改善したいと思いました。お金を貯めるためには、まず何から減らせば良いでしょうか?

A
私は、お財布を見ればその人の家の様子が手に取るように分かります。なぜなら断捨離では、お財布もひとつの「空間」として考えるから。
そう、お財布とはお金にとっての「住空間」。お金にとって居心地が良いと感じられる空間ならば長居してくれますし、逆に居心地の悪い空間ならば自然と滞在時間は短くなります。

そして、この「お金にとっての住空間」を作り出しているのは、持ち主である私たち。好みのデザインは人それぞれ違いますが、大切なのは「その家(お財布)で住人(お金)が快適に暮らしているかどうか」なのです。

Photo by GettyImages

そう考えると、どれだけ素敵なデザインであっても、手入れもせず、中身はレシートだらけで、いくらお金が入っているかも分からない。そんな残念なお財布を持ち歩いている人が、金運を上げられるはずがありませんよね。
 

断捨離では、自分自身で「不要・不適・不快」なモノを取り除くことで、人生に「要・適・快」を招き入れますが、これはお財布という空間でも同じ。要は「あなたのお金がきちんと機能できるような空間になっているか」が重要なのです。

大抵の場合、パンパンに膨らんだお財布の中に入っているのは、レシートや領収書、病院の診察券、ポイントカード、お店の割引券の類い。時には、年に数回しか使わない図書館の貸し出しカードや銀行のキャッシュカード、クレジットカードが何枚も眠っていることもあります。これではいざ使おうと思っても、即座に見つかるはずがありません。