日本株に追い風、中国人の「爆買いが“大復活”で株価がめちゃ上がる銘柄18」全実名

大川 智宏 プロフィール

「越境EC」がやってくる!

これらを踏まえると、世界的にコロナの影響が不透明感を増し、ようやく織り込まれ始めたはずの成長期待が急速に剥落する中で、中国の消費のみが世界の経済や株式市場の牽引役となる可能性を秘めていることになる。

しかし、当然ながらこのコロナ禍において、以前のような訪日中国人観光客による「爆買い」を期待するわけにはいかない。それに期待できないからこそ、日本の小売りや外食は窮地に立たされているわけだが、この中国の消費マインドの復活は、「ウィズ・コロナ」の観点で考えれば日本にも無関係というわけではなく、むしろ今後も大きなポジティブ効果をもたらす可能性が高そうだ。

それは、訪日せずとも日本製品の消費が可能となる、いわゆる「越境EC」の普及だ。

図:中国の越境EC関連データ 2020年前年比
図:中国の越境EC関連データ 2020年前年比 出所:中国海関総署ほか
拡大画像表示
 

中国の税関の統計によれば、2020年の越境EC取引件数は前年比63%増と大幅に増加したようで、コロナ禍による影響で逆に越境ECの利用が増えたとしている。まさにウィズ・コロナに対する典型的な変化と言えるだろう。

また、越境EC関連企業の数も同様に前年より6割増加したとの報告もある。それくらい、コロナ禍はある意味で越境ECとの相性がよく、これに中国景気の回復に伴う消費マインドさえ戻れば、「非対面型爆買い」が実現される将来を描くことができそうだ。

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/