灯火管制、禁酒法、まるでB29に竹槍だ、昨今のコロナ対策の愚かさ

結局は免疫力をいかに獲得するか!
大原 浩 プロフィール

ゼロリスク志向が事態を悪化させる

日本では特にゼロリスク志向の弊害が大きい。

昨年5月31日の記事「武漢と福島第一の失敗は同質…『100%安全神話』の毒に気づけ」で述べた「完全性を求める気質」は、「日本品質」という素晴らしいものにつながるが、このような危機対応においては「お荷物」になりえる。

まるで、モンスタークレイマーのように「何かあったら責任とれるのか?」を連発する人々に対して、合理的・論理的な思考をする人々は対抗しにくい。

「あり得ない」ことの証明は「悪魔の証明」とも呼ばれ、現実には不可能だからだ。しかし、人間の体内には、数十兆個と言われる自分自身の細胞の他に、それを超える100兆個を超える微生物(主に細菌)が棲みついていると言われる。

消毒を始めとする過剰対策は、それらのほとんどである有用な細菌(微生物)も死滅させるから、かえって健康被害をもたらすとも考えられる。

 

人間が根絶した感染症は天然痘だけ(ポリオは特定の地域で根絶)とされるのだから、我々は実現性の無い「ゼロリスク」を追求するのではなく、「ウイルス(細菌)との共生」に向けて舵を切らなければならないのではないだろうか?

関連記事