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# メンタル

「わかるよ」はじつは禁句…「メンタルが弱っている人」にかけたい言葉、NGな言葉

春先は五月病などに代表されるように、メンタルに不調をきたしやすい時期。メンタル不調になった場合、本人が自分自身で不調に気づきにくかったり、気づいていてもメンタルの病院を受診することに抵抗を感じてしまったり。そのため自ら医療機関にかからないか、大分進行してしまってから受診するというケースが多く見られる。

そこで必要となるのが、周囲の人間の誘導。ただし、よく知られているように、メンタルが弱っている人に「頑張れ」と言ってはいけないなど、コミュニケーション面で注意すべき点は存在する。

産業医の池井佑丞氏がメンタルが弱っている人に「かけたい言葉」と「かけてはいけない言葉」をそれぞれ5つずつ教えてくれた。

 

言葉で「心配」と「共感」を表す

まずはメンタルが弱っている人に「かけたい言葉」を5つご紹介します。どうやってサポートしてあげていいか悩んでいる方は是非参考にしてください。

a.大丈夫?(心配)
b.それは辛いな(共感)
c.いつでも相談乗るよ(サポート)
d.まずは休もう(休息)
e.それじゃあクリニック(or産業医)行ってみようか(受診)

以下、1つずつ紹介していきます。

a.大丈夫?(心配)
前回記事で紹介した(1)「よく眠れている?」(2)「休みはどんなことをしていた?」の質問などから、メンタル不調が心配される人が辛そうにしていたら、まずは「体調悪そうだけど大丈夫?心配だよ」といった声かけをしてほしいと思います。

この時、言い方が大事なのですが、「大丈夫?」だけでやめてしまうと冷たい印象を与えてしまうことが多いです。メンタルが弱っている方は疑心暗鬼になっていたり過敏になっていたりするので、言葉尻などには注意が必要です。

良かれと思ってやったつもりが壁を作られてしまう結果になることもあるので、あくまで「心配をしているんだよ」ということをストレートに伝えてあげて下さい。そうすると「この人は仲間なのかもしれない」と感じてもらえると思います。

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b.それは辛いな(共感)
そうしてある程度信頼関係ができると「じつは最近眠れていなくて……」など返してくれることがあります。そんな時はこの言葉でまずはとにかく「辛い」ということを理解してあげる姿勢を見せてください。

「傾聴」と言いますが、相手の言葉に何かリアクションを取るのではなく、それよりは「そっかそっか、確かにその状況はしんどいね」と本人の思いをしっかり聞いてあげる理解者であることを示してあげてほしいです。

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