# 犯罪

「闇バイト」募集の中身…詐欺師はこうやって一般人を「悪の道」へ勧誘している

人はなぜ詐欺に加担してしまうのか?
多田 文明 プロフィール

若者の多くは友人・知人からの紹介や、SNSに載っている「お金が簡単に受け取れる」という情報を目にして連絡を取り、不正受給に手を染めていますが、その他にも、遊戯施設で声をかけられて、飛び込み営業的な誘いを受けたケースもあります。

また、セミナーを開いて多くの人を呼び集め、不正受給の方法を教えていた人物もおり、逮捕されています。

詐欺への加担者をリクルートする者は、数多くの勧誘チャンネルを準備して、たくさんの人にアプローチしてだましていたのです。

いずれの場合も、相手から受けた話を鵜呑みにして、犯罪行為をしています。そこには「お金がなぜ国からもらえるのか」その趣旨を理解していないまま、詐欺に及んでしまう構図があるわけですが、ここにこそ、悪に引きずりこむための巧妙な罠が潜んでいるのです。

 

闇バイト募集の巧みな話術

闇バイトの募集をみると、そのテクニックがよくみえてきます。

「リクルーター」と呼ばれる詐欺への勧誘者役は、SNS上で「高額な裏バイトあります」「UDあり」という隠語を使いながら、募集をかけます。

ちなみに、「U」とは、現金やキャッシュカートを家に騙し取りに行く「受け子(U)」のことで、「D」は、だましとったキャッシュカードを持って行き、ATMからお金を引き出す役「出し子(D)」のことです。

しかし募集の書き込みを見ただけでは、どんな仕事かわからないようになっています。ここがミソで、お金に困っている人の多くは、具体的な話を聞こうと、軽い気持ちで連絡を取ってしまいます。

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