「あなたは殺人者と一緒」人格否定、朝まで説教…ヤバすぎるモラハラ夫の言動一部始終

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榎本 まみ プロフィール

人として価値がないと言われ続けて

榎本さんは、著書にてモラハラ被害にあった女性9名の実例を記録している。本記事では、そのうちの一つ、モエさんのケースを紹介する。

<「何が何だかわからないけどずっと苦しい」――人として価値がないと言われ続けて>

振り返ってみれば、結婚前から人前で「こいつはバカ」と言われたり、束縛がひどかったりと、モラハラの兆候があったというモエさん。しかしそれがモラハラだと長い間気が付かなったと言う。結婚後、6年ものあいだ、夫はモエさんに「人として価値がない」と言い続け、最初は反論していたモエさんも、だんだん怒りや考える力がなくなっていった。

気に入らないことがあると説教が始まり、朝まで続くことも。そうすると「俺がこのまま一睡もしないで車で会社に行って途中で人を轢いたら、あなたは殺人者だね」「あなたは人を殺していないだけでやっていることは一緒だからね」と言い募り、モエさんを追い詰めていった――。

 

モエさんが自覚したのは、友人の「それは旦那さんがおかしいんじゃない?」という一言だった。役所に相談に行ったところ、モラハラの本を勧められ、読んでいるうちに自分がされていることってこれかも? と思い始めたそうだ。

しかし、モエさんが夫から逃れるには、そこから2年くらいかかったのだと言う。いったい何があったのだろうか――。

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