グリコ森永事件の主犯・キツネ目の男の「声」を聞いた!

「昭和最大の未解決事件」犯人グループに拉致された元自衛官の告白
岩瀬 達哉 プロフィール

「大同門」の周辺には、精鋭捜査員約30人がひそかに配置されていた。

彼らは、誘拐事件や人質立てこもり事件などを専門に担当する捜査一課特殊班と、強盗・殺人事件などを担当する捜査班に加え、暴力団担当の捜査四課などの屈強な捜査員たちだった。

現場となった焼き肉店「大同門」

時計の針が午後8時45分を指したそのとき、北東の淀川新橋方向から一台の白いチェイサーが走ってきたかと思うと、「大同門」の真ん前で止まった。運転していた男が降り、すぐさま後部座席にいた男が運転席に乗り込むや、鳥飼大橋めがけて走り去った。

残された男は「大同門」の駐車場を通り抜け、店内に入ると、白いブレザーを着た男の前に進みでて、「東食の中村さんですか」と語りかけ、メモを差し出した。

 

犯人グループに渡されたメモ

〈中村 え

上の もんから わしらの ゆうとおり するように

きいてる はずや(中略)

この 手紙 もって きた もんに 車と キーと

金と わたせ

おまえら 2人は 30分 この店で まて

30分したら 会社 え かえれ

あんじょう したる

かい人21面相

4分いない に このもんに 白のカローラ

わたさへん かったら とりひき やめや〉

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