【PACS▶︎法律婚】ビザや子育て問題がなければPACSのままだったかもしれない

プロフィール
名前:Haruna(ハルナ)さん
国籍:日本 職業:会社員
パートナー国籍:フランス 交際歴:6年 関係:結婚

彼のサプライズ旅行として訪れたボルドーは、プロポーズを受けた思い出の地だそう 写真/Harunaさん提供

筆者:もともとはPACSを選んでいたんですね。

Haruna:そうなんです。私たちは、PACSを経て次のステップで法律婚を選びました。フランス滞在歴は今年で6年目を迎えます。フランス人の主人とは日本で出会い、私がフランスへ渡ったことをきっかけにお付き合いが始まり、比較的すぐに同棲がはじまりました。もともと語学留学でフランスに来ていたので、最初の2年は学生ビザで滞在し、ビザが切れるタイミングで、今後の事を2人で話し合い、そのタイミングで出した答えは、法律婚ではなくPACSでした。

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理由は、まだ付き合いも浅かったので、結婚の決断を直ぐには出せない。私も仕事をしていなかったため、フランス社会を完璧に知らずにこのままフランスに住み続けられるか自信がなかったから。PACSは、法的権利は結婚してる夫婦と同様に得られ、もし別れても紙一枚提出しておしまいで、離婚ということにもなりません。しかも、籍を入れなくてもビザを発行して貰えて、外国人の私も仕事が出来るなんて、PACSは素晴らしい制度だと思いましたね。

また、夫と不動産投資も一緒に運営をしているので、私達の関係のエンゲージメントも色濃くなってきたこともあり、“結婚生活のシミュレーション”も兼ねてPACSを選びました。

筆者:PACSから法律婚へとチェンジしたきっかけは?

それから数年経ち、自然と子どもの話をするようになり、人生計画を長い目で見て話し合ううちに「結婚」について意識するように。PACSは、相続や贈与に関してパートナーの継承は適用されません。いつか夫婦で日本に移住をしたくても、日本では私の配偶者としては認めらないため、主人はビザも発行してもらえず、住む場所の選択肢も狭まります。法律婚は、国際カップルだった私達だからこそ下した決断。ビザや子育て問題を抱えていなかった場合、PACSのまま関係性を続けていたと思います。