商品をバズらせる「コツ」

さらに、バズらせるコツというものがあるとすれば、それは「画作り」を提案した写真をアップすることかもしれません。同じ商品でも撮り方ひとつで訴える力はまったく異なります。「こう撮ると可愛い」と思わせる写真であれば、インスタグラマーが同じように撮ってくれて、さらにそのフォロワーが「同じように撮りたい」と思ってくれる。

でも「特別な機材や技術が必要な写真=普通の人に撮れない写真」では意味がありません。一般の人たちは、携帯しか持っていないからです。長い時間並んでまで店内に入りたいと思っていただけるのは、「インスタグラムに載っている写真と同じもの」が撮れるからです。インスタグラムに同じ写真が溢れ「流行っているんだ」と思わせれば、媒体に売り込まなくても、テレビや雑誌に自然に派生していきます。

テイクアウトもできるのだが、お店で撮ったチーズケーキをインスタグラムで発信していることから、「こんなふうにお洒落な写真が撮りたい」と、並んででも店内での飲食を希望するお客さんが多い
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インフルエンサーに「商品を送るのでインスタにアップして」といういうお店や、逆に「アップしてあげるから商品送って」というインフルエンサーもいると聞きますが、僕はそういうやり方は好きじゃない。インフルエンサーにお金を払ってPRしてもらったことはありません。なぜなら、SNSといえども、あくまで僕の世界観や、僕の作る味を気に入ってくれた人の投稿であるべきだし、本当の勝負どころはそこだと思うからです。