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フジテレビ女子アナの「ステマ疑惑」、テレビ業界の認識が「甘すぎ」と言えるワケ

法律ではなく、倫理の問題

ステマか、ステマじゃないのか、それとも別の問題か。フジテレビの女子アナウンサーたちが、美容室やネイルサロンがSNSなどに自分の写真を掲載することを許し、そのかわりに料金を無料にしてもらっていたことが週刊文春で報じられ、賛否が飛び交っている。

フジ側は「ステルスマーケティングに該当する行為はないと考えております」と、問題ないとする姿勢を見せたが、ネット上では「報道番組に出ている人間が無料でサービスを受ける見返りに宣伝を担うのはおかしい」という声もかなりある。

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メディアでは、弁護士などが法律の観点から「これはステマと言えるのか」と違法性の有無だけで見ていることが多いが、論点はそこだけかという疑問がある。フジの関係者にも話を聞きながら問題を探った。

ステマは「消費者に宣伝とは分からないようにする宣伝行為」のことだが、それ自体が違法とは定められていない。景品表示法で、実際のものより良いと誤認させるような広告は「優良誤認」などとして禁じているが、「女子アナが店に来た」という宣伝をこれに当てはめるのは難しいところがある。

だから弁護士などは「問題なし」との見解を出しやすく、おそらくフジテレビも法務で似た助言を受け、その意見に沿った見解を出したのだろう。

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