意外と知らない「弁護士に頼むべき離婚、そうでない離婚」の違い

「自分でできる、ネットでわかる」の罠
堀井 亜生 プロフィール

そもそも離婚するべきなのかの判断

性格の不一致で夫と離婚することにしたパートのDさん。夫と暮らすのは嫌だったのですぐに離婚しましたが、後になって、実は離婚せず別居状態を続けていれば生活費をもらい続けられていたということを知りました。

〔PHOTO〕iStock
 

解説

婚姻費用は、別居から離婚までの間にもらえる生活費のことで、夫婦双方の収入や子どもの人数から算定されます。

離婚したいと法律相談に来る人でも、お話をよく聞くと、「一緒に暮らしたくない、それには離婚するしかない」と思っていることが多く、別居して生活費をもらい続けるという選択肢を提示するとそちらを選ぶ方も多いです。

Dさんの場合も、夫と暮らしたくない一心で籍を抜きましたが、婚姻費用についての知識があればまた別の判断になっていました。

このように、そもそも離婚すべき案件なのかどうかの判断も、自分だけではなかなか難しいものです。弁護士に相談すれば、離婚した時と別居した時でどのような違いがあるのか説明を受けられます。

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