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ワクチン不足の韓国で「コロナに効くヨーグルト」に人々が殺到…そのヤバすぎる末路

韓国ではワクチンの供給がままならないせいで、コロナ禍が収束するどころか新たな流行期を迎えている。1日の感染者数は700人前後で推移。当初ワクチンを豊富に確保したと胸を張っていた政府が計画を修正したこともあり、政権へ不満は高まるばかりだ。

そんななか問題になっているのが、「コロナに効く」といった誇大広告の食品や飲料が出てきていることだ。

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コロナを77.8%低減させる?

韓国の大手乳業メーカー「南陽乳業」は、4月13日に開かれたシンポジウムでこんなことをぶち上げた。なんと「自社のヨーグルト飲料・ブルガリスにインフルエンザウイルスを99.9%死滅させ、新型コロナウイルスを77.8%低減させる効果があることを確認した」というのである。

本当にそんなことが可能なら驚きだが、案の定と言うべきか、もっともらしくみえるこの研究内容はあまりにもお粗末だった。

今回の研究の実態は、ブルガリスとコロナウイルスを混合してサルの肺に注入して得た結果を発表したものだったのだが、このあたりについて、専門家から疑問の声が上がっている。

ブルガリスの成分は消化器官から吸収され、それが免疫力を補強する材料として体内で機能するお陰で、コロナウイルスの侵入を防ぐか、仮に感染しても症状が出ない状態にすることができる――そういう建前のはずなのに、ブルガリスとウイルスを混合することには意味があるのだろうか、といった疑問である。

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