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なぜ日本は「バック駐車」が主流なのか?その理由に隠された「意外な不安要素」

軽自動車が売れる理由も納得?
渡辺 陽一郎 プロフィール

軽自動車が売れる理由も納得

以前は運転席から右側後輪の見えるクルマが多かったが、最近は大幅に減った。それだけサイドウインドーの下端が高まり、側方視界が悪化しているからだ。

後方視界はまず車内で斜め後ろを振り返り、後方の外側が見えるか確かめる。サイドウインドーの下端を後ろに向けて持ち上げていたり、ボディ後端のピラーが太いクルマは、リヤ側のサイドウインドーが狭くなるから後方視界も悪い。

さらに真後ろを振り返り、リヤウインドーの視界も確認する。リヤウインドーの幅、上下寸法の乏しい車種は、後方視界が悪い。

最近はバックモニターに頼らず、後方視界だけで後退できるクルマが減った。前述の通り終始前方を向いた状態で後退するのは危険だから、インパネのモニターを見たり、後方を振り返ったりと後退時の操作が忙しい。

その点で軽自動車ならば、視界の優れた小さなボディにより、後方を向いた状態で安心して後退できる。軽自動車の国内販売比率が40%近くに達したり、販売ランキングの上位をN-BOX、スペーシア、タントなどが占めていたりするのも当然だ。日本のユーザーは、優れたクルマを見抜いていると思う。

 
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