NHK『おちょやん』公式サイトより

朝ドラ『おちょやん』、面白いけど「決定的に描き足りてないもの」があった…!

せっかく関西が舞台なのに…

「道頓堀」以外の地名を聞かない

NHK朝ドラ『おちょやん』は終盤である。

第21週に入って残り3週。

舞台は基本、大阪である。ときどき京都が出てくる。

大阪の「道頓堀」を中心に、演芸の世界に生きていた竹井千代の半生を描いている。

ただこのドラマ、舞台にかなり偏りがある。

そこがこのドラマの支持が伸びないひとつの理由に見える。

大阪を舞台にしているが、具体的には「大阪の道頓堀」しか出てこないのだ。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

少なくとも言葉として「道頓堀」以外の大阪の地名をほぼ聞かない。

かなり奇妙である。

狙いではあるのだろうが、しかしそれによってかなり不思議な世界が形成されている。

そもそも「道頓堀」というのは、そんなに広いエリアではない。

大阪の真ん中を東西に流れる「道頓堀川」の南側沿い、数百メートル続く繁華街が「道頓堀」と呼ばれている。

道頓堀川沿いの、しかもその南側だけだ。

道頓堀川の北側は「宗右衛門町」と呼ばれるちょっとお高いエリアとなる。

「道頓堀」は横(東西)にはそこそこ長いが(といっても数百メートルである)、縦(南北)を見ると通り一本の両側だけである。エリア名ではあるが、通り名でしかないとも言える。

少し南に行けば「法善寺横丁」があるし、その先の「千日前」もすぐそばである。「なんば(難波)」までもそんなに遠くない。

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