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# ドラマ

『ドラゴン桜』16年ぶり続編の“違和感”が早くも消えた最大の理由

「日曜劇場風」に賛否両論

続編は“日曜劇場風”の脚本・演出

前作から16年ぶりの続編となる『ドラゴン桜』(TBS系)がスタートして2話が放送された。視聴率で今春トップの数値を叩き出す一方で、ネット上の声は賛否に二分。

「否」の多くを占めていたのは、前作からの変化に戸惑う人の声だった。ドラマのクチコミサイトや関連ニュースのコメント欄には、「『下町ロケット』かと思った」「『半沢直樹』化で前作の良さが消えた」「前作の『ドラゴン桜』が好きだった」などの違和感を訴える人が少なくなかったのだ。

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そう感じてしまうのも無理もない。劇画を思わせるカメラアングル、けれんみたっぷりのセリフ、主人公を取り囲む時代劇のような悪人たち、見覚えのあるキャスティング、「白水銀行」などの固有名詞……作り手が確信犯的な“におわせ”をしているからだ。

これらの『半沢直樹』や『下町ロケット』を思わせる“日曜劇場風”の脚本・演出は、今やTBSの看板となっている。かつては福澤克雄監督がチーフ演出を務める作品のみだったが、近年は多くの演出家たちが踏襲。その結果、「この時間帯だけはドラマを見る」という男性を中心にした固定ファンの獲得につながった。

「賛」の人は、この“日曜劇場風”の演出を称える声が多かっただけに、制作サイドが「ふだん見てくれている視聴者に合わせて制作した」ことが奏功したのだろう。ところが第2話の放送が終わった時点で、早くも「否」の人々による違和感が消えはじめ、おおむね「賛」に変わりつつある。

これはどういうことなのか。「否」の人々による違和感の正体と、それが早くも消えはじめた理由を掘り下げていく。

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