写真はイメージ〔photo by iStock〕

「オンライン授業と言われても…」 教育支援の現場が見た「子どもの貧困」

子どもから学びを奪わない

「『子どもの貧困って、日本でもそんなに大きな問題なの? 』とよく聞かれます。それはすごく素直な声で、それだけ日本には格差があって、貧困の問題はいまだ認識されていないんだなと感じました」

そう語るのは、子どもの教育支援活動を行う認定NPO法人カタリバの代表・今村久美さんだ。

2001年から活動を始め、10代の様々な環境で生きる子どもたちを支援するべく、高校への出張授業プログラムや、被災した子どもたちの教育支援、それに貧困家庭への対策など、社会の変化に合わせて、さまざまな支援活動を行ってきた。

7人に1人の子どもが「相対的貧困」と言われる日本。その実態はコロナ禍でより“見えにくく”なっている。今、子どもたちに必要な支援は何なのか、今村さんに聞いた。

今村久美さん(カタリバ提供)
【プロフィール】
今村久美(いまむら・くみ)
慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラム「カタリ場」を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、2020年には、経済的事情を抱える家庭にPCとWi-Fiを無償貸与し学習支援を行う「キッカケプログラム」を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。慶應義塾大学総合政策学部特別非常勤教授。ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。教育再生実行会議初等中等教育ワーキング・グループ有識者。
 
編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/