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# 社会

今までは出動1回でたった4000円…報酬アップで「消防団員」激減に歯止めがかかるか?

いわばボランティアのような存在

多くの消防団で団員数が減少し、その存続が危ぶまれている。団員数を確保するため、様々な取り組みが実施されているが、団員数の減少に歯止めがかからない。

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消防団員は1950年代前半には200万人以上いた。しかし、1956年に200万人を割り込むとその後も減少は止まらず、1990年には100万人を、2007年には90万人を割り込んだ。

5000以上あった消防団も1957年には5000を割り込み、1961年には4000を、2004年には3000を割り込んだ。

直近10年間でも年間6万人近くが退団し、退団者数の高止まり続いている半面、入団者数は年々減少している。特に、ここ3~4年は毎年、退団者数が入団者数を1万人以上上回る状態が続いている。

これに伴い、解散する消防団も相次いでいる。2020年に消防団は2199、団員数は81万8478人にまで減少している。(表1、以下、図表は総務省資料から筆者作成)

ちなみに1958年に507だった消防署は、2002年には1719に、消防職員数は1958年の3万1864人から2020年には16万5438人にまで増加している。

公的な消防組織であり、国の所管する「消防庁」、各地方自治体が所管する「消防本部・消防署」に対して、「消防団」は自治体により認定された“いわば自衛団”であり、ボランティアのような存在だ。

 

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