2020年に芸能生活20周年を迎えたソニンさんが、2021年3月、自身の美と健康のライフスタイルを紹介する『ソニンの美・ヴィーガン』を上梓した。ソニンさんは、ベジタリアン生活を2年、その後、肉、魚、卵、乳製品などの動物性食品を摂らないヴィーガン生活を9年ものあいだ続けている。

著作では、そんなソニンさんが編み出した、美と健康のライフスタイルを披露。食の大切さ、健康と密接している生活、そして美についてのインタビューのほか、料理が趣味であるソニンさんのオリジナル・ヴィーガンレシピや、おすすめのヴィーガンフーズショップリスト、レストラン、グッズの紹介など、盛りだくさんの本となっている。ヴィーガンというスタイルは、ソニンさんにどんな影響を与えたのだろうか。

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ヴィーガンであることを
公表していいか事務所に確認を取った

「実は私、8年ほど前に趣味の延長で料理専門のInstagram(@sonim_ckbk)を開設しているのですが、その頃は、ベジタリアンやヴィーガンというと奇異に感じる方も多く、メインのアカウント(@sonim_official)とはあえて分けていました(笑)。今も偏見を持っている人は少なくありません。芸能界のなかには、あえて公表していない方も少なからずいると思います」

ソニンさんは3年半ほど前に、現在の事務所(アミューズ)に移籍しているが、その際に、ヴィーガンであることを公表していいかどうか確認を取ったという。著書でも触れられているが、ソニンさんがベジタリアンになったのは、2009年に出演した舞台『ヘンリー六世』がきっかけだ。

殺陣のある舞台だったので、少しでも体を軽くしようと食生活を変えることにしたんです」数あるダイエット法のなかからベジタリアンを選んだのは、「単純に流行っていたから(笑)」。しかし、これが運命の出会いとなった。それまでは肉も食べていたが、「牛肉を食べると体に臭みというか、ちょっとした違和感が残るのを感じていました」。しかし、ベジタリアン生活を始めてみたものの、体重は思うように落ちない。ほかのダイエット法を試そうかと、久しぶりに魚を口にしたところ、「以前と違う感じがして、まったく食べることができなかったんです」。

私の体は肉や魚を求めていないことを実感しました。私の場合は、努力をして食事制限をしてヴィーガンになったというより、健康のために食生活を変えたら動物性のものが食べられなくなり、その結果、ヴィーガンになったという流れです。舞台に立つという、大好きな仕事のために食生活を変えることは、まったく苦痛ではなかったですし、自然の流れでした」

撮影/生田祐介

ソニン
1983年3月10日生まれ。2000年、EE JUMPとしてCDデビュー。2002年、シングル「カレーライスの女」で本格的にソロアーティストとして活動開始。2003年、ドラマ「高校教師」で女優としても活動を開始し、2007年「スウィーニー・トッド」でミュージカル初舞台。その後、NY留学を経て、女優業を中心に活躍中。5月16日から、東京を皮切りに兵庫、佐賀、広島、愛知で出演ミュージカル『17 AGAIN』が上演予定。