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菅政権は耳を傾けてほしい…「国民が本当に求める、ワクチン接種の“本音”」

新型コロナワクチン、期待と不安と…

新型コロナウイルス感染拡大が続く中で、収束の切り札とされるのが、ワクチンである。世界中で接種が始まっているこのワクチンは、感染発覚から約1年という人類史上例を見ないスピードで開発された(宮坂、2020)。

もっとも、他の感染症のワクチンと同様に、多くの人がワクチン接種をしなければ、その効果は期待できない。そのため、WHOをはじめとする国際社会でもワクチン接種を強く呼びかけている一方で、開発期間の短さから安全性などに疑問を持つ人も少なくないだろう。

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もっとも、時事通信社の2月世論調査によると*1、日本人におけるワクチン接種希望者の割合は70.1%であったことが一時大きく報じられた。その一方で、ワクチンの副反応に対する不安度に関する質問で「不安がある」と回答した人も75.5%にのぼっている。

これらの結果は、ワクチンに対する期待と不安を同時に抱えている日本人が極めて多いことを意味している。それゆえに、今後、政府の説明が二転三転したり*2、副反応に関する扇情的な報道が噴出したりすれば*3、接種を希望する者が大きく減る可能性も十分に考えられる。

新型コロナウイルスの変異株やワクチン供給など問題が山積みの中、刻一刻と変わる不確実な状況下では、このような数字が独り歩きすることで「想定外」の結果を生じさせかねない。「想定外」の事態とならないためには、一般の人々の間で、どのようなワクチン接種の方法が求められているのか、あるいは望ましいワクチン接種の条件とはどのようなものかを事前に知っておくことは極めて重要である。

そこで筆者は、2021年2月26日に、「Yahoo!クラウドソーシング」のパネルモニター2084名を対象に、より好ましいワクチン接種の条件の詳細を探る“ある”実験を行った。

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