北極に行ってようやく分かった、地球に迫る”恐ろしい未来”

北極調査45日間に密着!
コズミックフロント プロフィール

ちょっと話は脱線しますが…その後、1か月半の間、寝泊まりすることになる部屋もセッティングしました! およそ4畳ほどですが、れっきとした1人部屋です。(部屋の大きさの大小はありますが、研究者もだいたい同じ間取りでした)ベッドもソファも、小型の冷蔵庫もついています。テレビはありますが、外洋に出たら映らないそう。船が揺れても大丈夫なように、部屋のあちこちに100均で買った滑り止めシートを貼り付けて、まずまずの空間が出来上がりました。

こんな感じの部屋で1か月半、寝泊まりをします(NHK提供)

いきなり、男の1人部屋感がしますが、ひとまずこれで北極に向かう準備は整いました!

 

北極調査で大切な…丸坊主!?

北極に到着するのは10月上旬。それまで船内では、北極観測に向けて様々な準備が行われます。その1つが、日々繰り返されるミーティング。研究者に加え、観測機器や船を操る船員が集まり、具体的な観測方法について話し合うのです。みんな、真剣な面持ちで会議に臨みます。ところが、時間が経つにつれて、うつらうつらとする人も…

でも、決して眠くて寝てしまったわけではないのです。ここは、太平洋のど真ん中。激しい波に揺られるみらいの中で、船酔いをしているのです。私も、二日酔いのような気持ち悪さにボーッとしてきます。海の研究者とはいえ、船酔いに強いかどうかは別問題。酔い止めの薬を飲みながら、体が慣れるのを待つ研究者も多くいました。

そんなある日、2人の男性研究者が、どこかに向かいます。ついて行ってみると、そこには理髪室が! みらいの船員の中には、1年近くも陸上に上がることなく、船に乗り続ける人もいるそう。

まさに海の男! そんな人たちのために、散髪専用の部屋が用意されているのです。部屋の中にはバリカンがいくつも転がっています。この2人、一体何をするのかと思ったら…なんと丸坊主にし始めました! 北極航海中は、毎日数時間ごとに観測が続き、お風呂に入る時間すらもったいなく感じるそうです。

少しでも清潔でいるために、(というよりも、清潔に見られるように? )丸坊主にするのだとか。昔から北極航海では、同じように丸坊主にする人は多いとのこと。ある意味、伝統行事です。みんな、気合い十分!

北極観測に向け、丸坊主にする徳弘航季さん(手前)と藤原周さん(NHK提供)
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