離婚率35%…毎年20万組が離婚する日本で、“浮気した父親”が今でも後悔していること

日本の離婚率は35%。今や3組に1組が離婚する時代と言われて、すでに久しい。

実際は数字マジックで、結婚しているカップルが万組に対して、1年で20万組が離婚することから、3組に1組……と言われ始めているのが現実だ。

実際、離婚率は、平成14年の28万9836組をピークにゆるやかに減少し続けている。

ただ同様に、婚姻率も減少をし続けており、令和元年の令和婚ですこし上昇した以外は、減少の一途をたどっている。

今や、男性の生涯未婚率は23.37%となり、実に男性の4人に1人が、一生独身……ということになる。

このように結婚そのものが貴重ななか、人はなぜ離婚するのだろうか? 

「性格の不一致」が男女ともトップの申し立て理由。ついで、男性側からは2位「異性関係」。3位「精神的に虐待される」と続く。

女性側からの2位は「暴力をふるう」、3位が「生活費を渡されない」と続き、妻の異性関係に悩む夫、夫の暴力に苦しめられる妻……という構図が浮かび上がる。

今回の『柴ばあと豆柴太』では、今まで謎だった虎太郎の父親が登場する。柴ばあに呼び出された虎太郎の父。父は、離婚の原因を作った、柴ばあにとって天敵のような存在だ。

認知症が進行している柴ばあが、天敵である虎太郎の父を呼び出した理由とは? そして虎太郎の両親が離婚した原因と、今でも後悔しているということとは?

ときには「忘れること」も大事

前編では、豆柴太に追い回されたり……と災難な虎太郎の父だが、後半ではその秘密が明らかになる予定だ。作者のヤマモトヨウコさんは次のように語る。

「震災の物語を描くなかで、震災を忘れたい人もきっといるというのがずっと気になっていました。その人たちの気持ちを思うと、この物語をつづっていていいんだろうか?という思いに駆られることも……。

憶えていて、前進しているひとだけが、えらいんじゃない。つらいことはわすれたい……ということもきっと大事な防衛術で、前に進む方法のはず。

それで震災を忘れたい……というキャラクターとして描いたのが、虎太郎のお父さんです。

虎太郎のお父さんは優しくて、優柔不断で、そのせいで、離婚の原因も作ってしまう。そんなキャラクターが「どうしても忘れられないもの」ってなんだろう?」というのが今回の話です。

すべての出来事は人それぞれ感じ方が違って、正解も多分違う。3巻まで作品を続けられて、ずっと出したかった虎太郎のお父さんを描けて、本当によかったです!」

海外ニュース等でも取り上げられ、その人気が、今ゆっくりと、日本中に広がりはじめている『柴ばあと豆柴太』。

復興日本の旗頭となるはずだったオリンピックも不透明な中、思いをはせるだけでも、復興の応援になるかも?

3巻まとめて読んでみては?

コロナ禍で、出かけられない今、東北の様子を伝える絵本動画ができました。

柴ばあと豆柴太』(ヤマモトヨウコ著)
2011年3月……ボクと柴ばあは出会った。東日本大震災で家族をなくしたひとりと一匹がよりそうながら暮らす東北のある港町。お弁当屋さんを営む柴ばあと、小さな豆柴犬の
二人暮らしをめぐる四季の物語。東北の温かさと、せつなさが伝わるストーリーと4ページのそれぞれの心象風景できりとった、新しい形のコミックス。2巻では、さらにせつない出来事が……。たのしい4コマをはじめとした描きおろしもいっぱい!NHK「あさイチ」の「特選!エンタ」にておすすめ犬マンガに選定! amazon犬カテゴリ1位など、今、ゆっくり人気拡大中!

 

作者紹介

ヤマモト ヨウコ

京都府出身。現在、転勤で仙台在住。初連載に緊張中。豆柴太をよろしくお願いします! https://twitter.com/YY0905

次回は4月29日更新!
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