# メンタル

「いいお母さん」こそ要注意…「いつも弱気な人」が生まれる意外な理由

大嶋 信頼 プロフィール

アドバイスより「温かい目」を

いくら説教したって、自信を持ってもらえるようにアドバイスしたって無駄です。

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「弱気」や「うまくいかない」というのが、母親のところに戻る「匂い」みたいなものです。それを辿っていくと、いつしか母の元に帰ることができます。

だから、いくら親身になって話を聞いても、ちっとも変わらない場合は「あ! 母の元に帰る仕組みになっているのね!」と捉えてみます。

弱気なくせに、ちっとも人のアドバイスを聞き入れない場合も同じです。

「うまくいくこと」とか「自信をつけること」が目的ではなくて「母の元に帰る」ことが目的だからなのです。

相手から弱気発言が出たときに「あ、母の元に帰りたいのね」と、心の中で思って話を聞いてみると「あれ? 弱気発言が出なくなってきたんですけど!」と、おもしろいことになります。

「母親の元に戻りたいのね」と温かい目で見ていると、弱気になっている本人の中に「あれ? これっておかしい!」という気づきが起こります。

そして「お母さんのところなんて戻りたくない!」と、いつの間にか母親を切り離して、一人の人間として自信をつけていくようになります。

 

いくら母親が弱々しい存在であっても「母の元に戻る」という愛情の縛りは強力に働いているので、断ち切るのは難しいように思います。

ですが「母親の元に戻りたいのね」と見ている側が思っているだけで、いつの間にか本人も水面下で気づきます。本当の意味で母親との臍の緒を断ち切って、自立することができるようになるのです。

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