# メンタル

「いいお母さん」こそ要注意…「いつも弱気な人」が生まれる意外な理由

大嶋 信頼 プロフィール

本人も気づいていない意外な理由

この「弱気」で「うまくいかない気がする」状態になっている人は、どんなに偉い人から励まされたり、サポートされたりしても変わりません。なぜなら、変わらない方の心の中では「励ましてもらいたい人が違う!」からです。

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本人は気づいていませんが「母親から励ましてもらうこと、勇気づけてもらうことを求めている」わけですから「うまくいく気がしない」と言っているのです。温かく自分のことを受け入れてくれるお母さんを求めています。

だから、このタイプの方の話を聞いていると「甘ったれている」という言葉が浮かんできます。「甘ったれ」というのは、相手の中に母親を求めているということ。

この原因を、多くの人は「母親から甘やかされたから」と思いがちですが、じつは違っていて「母親から愛情で縛りつけられていたから」という仕組みになっています。

要するに「子どもが成長したら、自分の手元から離れていってしまう」という恐怖が母親の中にあります。だから、母親は「子どもが成長しないように手を加える」ことをしなければなりません。それが過干渉だったり、お世話焼きだったりします。

子どもが考えて行動することで「成長して自分の元から去ってしまう」という不安から、母親は子どもが考える前からお世話をするのです。

 

すると、子どもはいつの間にか「母親の判断がなければ自信がない」と、母親を知らず知らずのうちに頼るようになります。

そして、今度は子どもが母親を頼ると「親を頼るダメな子」と、子どもを卑下するようになります。

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