正反対の価値観

僕が思うに、僕と彼女とは価値観・人間性が全く異なっている
僕は大学を卒業してから平凡なサラリーマンとして、1週間を積み重ねる日々を送っている。
しかし彼女は大晦日から元旦にかけて山を突っ切りに行くほど不定休である。
僕は公務員的な安定志向で、投資においても債券やバランス型を好む。一方彼女はこれでもかというほどにインド株式に投資しているようだ。
2018年に出会うその何十年も前から全く違う環境でそんな生活を送ってきたため、面白いぐらいに真逆の価値観でお互いが成り立っている。

写真提供/バービー
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ふと客観的に自分たちを眺めると、なぜ惹かれ合ったのだろう?と不思議に思う。
それでも僕にとって彼女と過ごすことはこの上なく心地が良い。
理由を聞かれても理屈ではわからないが、一緒にいてワクワクするし落ち着く。彼女の声やにおいが心地よい。
予定より1本早い新幹線で帰ると連絡があればにやけるし、たまの休みが重なると嬉しい。
正反対の価値観を持っているからこそ、理屈ではない本能的な部分で分かりあえている、お互いを知りたい・尊重したいと感じているのではないだろうか。

一見、真逆の人間だけれど、その中で見つけた些細な共通点や価値観の一致がとても嬉しかった。たとえば、魚卵と白米に目が無いところ、洗濯機にバスマットも布マスクもなんでもお構いなしに突っ込むところなどだ。そして僕たちは面白芸能ゴシップを見つけてはTwitterのDMでひっそり送り合うという新たな共通の悪趣味を見つけた。

編集部注:バービーさんの古民家です 写真提供/バービー