朝のうちにやっておきたい事

朝に最初にしようと決めていることがあります。それは排便です。現在は妻に差し込み便器を使って排便を手伝ってもらっていますが、初期のころは差し込みやすかった体勢もだいぶ大変になってきました。私自身のお尻を上げる力がドンドン弱くなってきたからです。

なぜ朝1番に排便のルーティンを作りたかったかというと、朝8時に介護タクシーに乗車して10時からのスタジオ収録に臨むことが圧倒的に多かったからです。仕事にもよりますが、私は2本収録や溜め撮りの抜き撮りが多いので、夕方過ぎまでの拘束が多くあります。そうすると外で排便をするのが大変なので、20時以降か朝7時前後までにしておくと心のゆとりになります。

収録が始まると長丁場。トイレのことは考えたくありません 写真提供/津久井教生

現在の私の状態ですと、車椅子から洋式トイレの移乗に2人が必要になると思います。手も動かなくなっているので、多目的トイレでも排便はかなりの労力と時間がかかります。ですから、体のルーティンを作って、朝のベッドで済ませておくのが良いことが分かりました。数度の失敗ののちに気がついて目標にしているのです。それでも人間ですから、すべてがきちっと行くわけではありません。でもお仕事の時には照準を合わせていますし、なるべく日常から心がけているのです。

排便についても、妻から訪問介護の方にも手伝ってもらうように、まもなくなってくると思います。それもあって余計に決まった時間にする習慣を目指しているのでした。そして朝スッキリして、しっかりとお仕事の時にお芝居をしたいと思うのです。

現在ベッドで朝食を済ませた後、毎日午前9時に訪問介護の方に着替えをさせてもらってから、仕事用の椅子に移乗しています。朝食後の歯磨きや髭剃りもしてもらい、「秘技・割り箸入力」が出来るようにパソコンをセットしてもらいます。手際よく30分でやってもらっています。手慣れた介護の方はすごいです。

こうやってこの原稿を執筆しています 写真提供/津久井教生